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【一般社団法人Colaboの分析】仁藤夢乃氏、援護のジャーナリスト津田大介氏 ホームページはロシアドメイン 過去には巧みな「ロシアシンパ」的発言【番外編】

2023年9月9日12時28分
カテゴリ:外信

【一般社団法人Colaboの分析】仁藤夢乃氏、援護のジャーナリスト津田大介氏 ホームページはロシアドメイン 過去には巧みな「ロシアシンパ」的発言【番外編】


2022年のColaboの提訴記者会見場で知り合いが多かった発言(この示現舎リンク参照)をしたことなどで知られる「津田大介」氏が仕事の依頼先などとしてTwitterアカウントに記載しているHPドメインが「 tsuda.ru 」でロシアのトップレベルドメインであることなどが、そのままツイッターアカウントおよびリンク先からわかった。ご本人はおそらく「以前に「tsudaる」という言葉がはやったののもじり」とこの点、言われるかもしれないが、発言内容もよくよく読むと極めて精緻にロシアへ親和的であることが判明。以下、順に見ていこう。なおロシアドメインについてはウクライナ政府が昨年、失効をICANNに対して求めている。


まず津田氏のTwitterアカウントで「仕事依頼→http://tsuda.ru/contact/」とあることからリンク先を訪ねたところ、確かにロシアドメインを使用しておられた。



(津田大介氏、公式サイトより)


ちなみに津田大介氏と筆者は絡んだことがないものの、すでにこの記事を書く時点でエコーニュース(音無ほむら)のアカウントを津田大介氏はブロックしておられる。


なお彼のロシアについての発言を遡ってチェックしたところ、日本の記者クラブメディアはロシア国営メディアと同格だ、という趣旨のツイートをしていた。これは日本の記者クラブメディアを叩いているように見せながら、「逆に日本のテレビ、雑誌と同レベルの信用性をロシアの国営メディアは持っている」と言わんばかりの手の込んだ「ロシア賞賛」のシンパ的なコメントと理解することもできる。


津田氏はこれまで早稲田大学で教鞭を取るなどしているが、このように手の込んだプロパガンダ的効果のある発言が、本人だけで考えたものかどうかは疑わしく思える。あくまでも個人的な感想だが、彼が書く書物や文章は、なぜかそこまで興味を引くものではない割に、メディアで重用されており、その点においては仁藤夢乃氏ととても似た人間である気がする。




(仁藤夢乃氏による、津田大介氏への「援護射撃」RTより。影響力の高さが伺える。また返信できるアカウントを制限している点からはSNS(現X)の運用方法に関する津田氏の考えが見て取れると言える。一言でいうと、双方向で交流する場ではなく一方的な言い分を喧伝するためのメディアと捉えていると評価できる。)


なお本編の連載で幾度も書いたが、仁藤夢乃氏は非常にヌエ的な動きをしており、安倍昭恵氏から2014年に日本財団(笹川系)の政策コンテストで表彰される一方で、2017年には警察向け機関誌に、元警視総監や県警本部長らキャリア警察官僚と並んで登場する一方で、2019年以降は日本共産党と密接な関係にある。




津田大介氏と安倍晋三氏の共通点を無理やり見出すならばプーチンないしロシアにやや好意的である点などだろうか。そして9月4日には仁藤夢乃氏と本サイトの法廷闘争に、101名のいわゆる「左派」弁護団が二仁藤夢乃側として登場している。筆者には、立憲民主党所属の北海道の衆議院議員候補「しのだなほこ」氏がこのうちの1名にいる点が興味深い。また北海道の弁護士から、仁藤夢乃氏弁護団に7名が参加というのはロシアとの距離的な近さ以外にも何かの関係があるのだろうか。弁護士の都道府県別人数比からすると、北海道が突出し過ぎているように思う。




ちなみに立憲民主党北海道7区総支部の政治資金収支報告書を見たところ、立憲のお方、「篠田」は通称名であり本名は「中川奈保子」である。本人は昨年の冬に突っ込まれたようで釈明的なツイートをしていた。




(仁藤夢乃・エコーニュース訴訟の、仁藤側弁護団リストより。)


ロシアのトップレベルドメインの取得は、ドメイン取得代行事業者にパスポートのコピーなどを送れば以前は可能な状態ではあった(現在では、少なくとも一部の事業者は、扱いを停止しているようである)。ただ、2011年1月に、津田氏が大量に行った「Twitter社訪問記」(このリンク参照)という投稿の中で唯一、名前を触れられていた著名人はロシアの「メドベージェフ大統領」だった。




(津田氏によるインスタグラムへの投稿。なお筆者には、メドベージェフ氏の顔は印象が全く残っておらず、どれがメドベージェフ氏かを見分ける自信は全くない。ちなみに他の著名人は、①そもそもツイッター社を訪問していなかったのか、②ツイッター社を訪問したが写真を撮らなかったのか、③写真は撮ったが飾られなかったのか④写真を飾ってあっても、津田氏が投稿対象に選ばなかったのか、確かではない。)


最後に、ウクライナ戦争やロシアの情報戦略に関しての津田大介氏のポストを分析して、彼のねじれを確認する。




この津田大介氏のロシア批評はやはり奇妙なほど巧みに、批判するようでいてロシアへのシンパシーを掻き立てる内容になっている。すなわち、①まずロシアの言い分(「ロシア側にも追い詰められた相応の背景はある」「ウクライナと彼らを煽った西側諸国は純真無垢ではない」)を「僕も一定の理はあると思いますが」と紹介して、好意的に印象付ける。②次いで、形式上はそれを否定している。しかし③その否定方法は「それはブロック経済で追い詰められ真珠湾攻撃した日本を肯定する理屈とも近い。」という、いわば心情的に日本人のナショナリズムに働きかけて、ロシアへの共感を呼ぶものとなっており④最後に「そのことへの危惧も同時に持たなければいけないと思います。」とロシアを否定的に述べるが、その物言いは曖昧で当初の①で与えたロシアが正統であるというイメージや③で「真珠湾攻撃」などと具体的に述べて、日本人に与えるであろう心理的揺さぶりに比べて、はるかに弱い。


ツイッター上の投稿で、ここまで手が込んだレトリックを用いてロシアを擁護している日本語ツイートは、率直に言って初めてみたと言える水準である。外交官などのとても優秀な人間でなければ、なかなか思いつかない短文であると思う。


またAERAdotに掲載された週刊朝日2019年3月29日号の記事では「これまでは外に向けられてきた世論工作が、ついに国内向けにも本格化するということなのかもしれない。」と括っている。正直、この文の主語はアジア諸国なのかロシアなのか取りずらい(というか文面だけからは確定できないように書いている)のだが、後者とするとまるでこれまでロシアは、海外向けにしか世論工作をしていなかった=国内では世論統制をしていなかった国、というふうに読める。読者が気付かないうちにロシア賞賛の文を読ませるというのは、かなりのテクニックであると思う。


以上のように、津田氏は(普段の書き物はそこまででないのに)ロシアに関係するときに専ら、変わった癖のあるキレを見せる人物である。


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