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「一般社団法人Colaboの分析」(37)仁藤夢乃氏「沈黙」の深淵 ソープ、デリヘル、ピンサロへの「無関心」に浮かぶ警察団体との助成金コネクション

2022年11月19日10時01分

「一般社団法人Colaboの分析」(37)仁藤夢乃氏「沈黙」の深淵 ソープ、デリヘル、ピンサロへの「無関心」に浮かぶ警察団体との助成金コネクション



仁藤夢乃、一般社団法人Colabo(以下、コラボ)の印象といえば潔癖症で売春反対、性表現規制のフェミニストだろう。特に2014年以降「バズ」ることに成功した「JKビジネス」に対する批判者のイメージが強い。


だが不思議と、仁藤夢乃のツイッターアカウントを見ると何故か本人の視野に入らなくなる性産業がある。それは「ソープランド」、「ファッションヘルス」、「デリヘル」と「ピンクサロン」の4つだ。一般的というか売春施設の典型であるこの4つは批判しない・・・ただし個人的な売買春契約を行った政治家のことなら、「キモいおじさん」としてその配偶者まで口汚く罵り続ける、というのはいかにもバランスを悪く感じるだろう。


確認するが、仁藤はセックス産業に無知なわけではなく、むしろメチャメチャ詳しい。その証拠に大阪の「飛田遊郭」というあまり若い女性が知らなそうな業態は、安倍晋三氏の国葬に絡めて、英語ツイートでわざわざ言及したりするというぐらいに、問題視する。この飛田遊郭、後述する風営法から実は対象外なのだ(料亭などという建前、らしい)。




この違いはどこから来るのか、実はとてもクリアーな基準を仁藤は持っている。それは風営法(風俗営業法)の規制対象か、つまり営業根拠が警察の胸先三寸にかかっていているかどうかだ(美味しい天下り候補とも言える)。警察庁が所管するこの法律で対象になっている業態の性ビジネスに「だけ」は仁藤はこれでもかというぐらいに無視を決め込む



(仁藤夢乃氏のツイートアカウントが言及した法律についてのまとめ。あれだけ売春に関心が強いのに風営法だけは1度も触れていない)




(個人買春、パパ活は例え成人や19才以上であっても、ちゃんと仁藤氏の目に入る)

代わりに目新しい「取り締まりチャンス」になりそうなケース、典型的にはJKリフレや場合によってはメイド喫茶まで、無理矢理にでも事実を混同して執拗に批判を続ける。大久保の「立ちんぼ」(個人で客をとる街娼)については、その客まで、少女保護が目的の福祉事業バスカフェの活動日誌で人数をカウントする徹底ぶりだ。仁藤夢乃は売春反対ではなく、ソープ、デリヘル、ピンサロなど以外の「個人売春反対」というのが正確だ。



(情報公開請求で新宿区から入手したバスカフェ活動報告書。連載第30回、仁藤夢乃日誌67ページで読むコラボ、より


この不思議ちゃんな態度を合理的に解釈する基準と仕組みについては仁藤夢乃氏の社会活動家としての「出自」と絡めて次回以降に扱う。だが端的に結論を言うと、仁藤夢乃は警察批判は徹頭徹尾避ける。まるで「警察一家」(マンガ「ハコヅメ」によるとこういうらしい。それくらいに警察は仲間意識が強いという)のファミリーの一員になっているようだ。



風営法の警察庁による解説によれば、①ソープランドは「性風俗関連特殊営業」の「店舗型性風俗特殊営業1号」にあたり、②ファッションヘルスはその「店舗型性風俗特殊営業2号」、③デリヘルだと「無店舗型性風俗特殊営業1号」、最後に④ピンクサロンは「風俗営業」で「接待飲食等営業」が営業の根拠になっている業種だ。



警察庁ホームページより




(同じく警察庁ウェブサイトより)


以上をまとめると仁藤夢乃氏のTwitterアカウントは、警察官が組織の広報業務で書いたものと見分けが付かない。この書き手については次回扱う、東京都青少年育成委員会事務局の職員(事務方トップは警察官僚。例えば先月にはこのトップが愛知県警トップの本部長に人事異動している)や、仁藤氏が近著で最上級の賛意をこめて感謝を示した「日工組」(警察官僚の天下り先でパチンコ会社がスポンサー。警察にとって刑法より大事かもしれない「刑事訴訟法」の天才学者と言われる「川出敏弘」氏も役員)からのコネクションを筆者は疑っている。



(実際、仁藤夢乃の法的知識とその素養は、失礼ながら乏しい。このことを推認させる証拠は大量にあるのだが例えば2015年以来、一般社団法人法で定められた決算情報の広告を無視していたことからも窺える。また用語の定義とその正確性に無頓着であることなどは、(独学にせよ何にせよ)法学を学んだと思うのが難しいレベルで混乱していることも、付言する(*注1)。



しかし風営法に関してだけ、筆者などよりもぜんぜん詳しい。警察官やOBがツイートやそのアドバイスをしない限り、ここまで上手に風営法関係業種を除外してアクロバティックに、売春や性産業を非難するのは不可能ではないのか。行政法の教授でも、ここまで詳しい人はなかなかいないだろう。


「性売買」「性的搾取」「性搾取」を連呼して、設立趣意書でも強調するコラボの売春反対フェミニスト(*注2)のはずが、ソープとヘルスとピンサロにはなぜ無関心でいられるのか?東京都で活動している、売春批判の著名運動家が吉原については口を聞かないのは不自然ではないか。


そして、あまり法律に詳しくないはずが「風営法」についてだけ、天才的にひらめきがあって直感で知っているのか?あとまた法律について成立や公布と区別された「施行」という概念、その辺の法学部生や法学部卒だとあやふやそうな区別を、しっかり出来ていそうなツイートも2015年7月に行っている。普段と急に人が変わって頭が秀才官僚になったのだろうか。ちなみに風営法の区別は実にちゃんと弁えているので、社会にとって害悪とも思われる「パチンコ」もその対象だからか批判しない(*注3)。


連載で見てきた通り、仁藤夢乃氏は警察官僚天下りのパチンコ系団体から2016年以降、今年度に至るまで助成金を受け取っている。また、安倍昭恵氏とは2014年以来の親交を持っている(彼女に2021年に表彰されたことを、2022年に喜んでツイートしている)。にも関わらず、国会や地方議会では2020年以降、明確に共産党シンパに「化け」ており、売春契約には断固反対と主張するタイプのフェミニストだ


あとまた自分は逮捕されることがないと思っているのか、使途が怪しい明細を添付した極めて雑な会計で、なぜかうまく東京都から数千万円単位の業務委託を受注している。





(ツイート元のビデオ、極めて上手に撮れていてプロのカメラマンが撮影したようだ。仁藤夢乃氏がもし自分で取っていたらテレビ局で今でもエースクラスのニュースカメラマンになるだろう。この時もひょっとして、人が変わったのだろうか。)

辺野古基地には、西村博之氏が挑発的に座り込みの運動を揶揄した直後に(まるで事前に打ち合わせたぐらいに直後のタイミングで)、座り込み現場に訪れてヒステリックとも取れる「基地反対」運動を行った。彼女のこの「キメラ的」な姿勢はどこからきて、彼女の真の敵は誰なのか、次回以降に扱っていく(連載は続きます)。




注1:「無視」と断言できるのはどうしてか?それは筆者が執筆したこの記事をコラボに送ったからだ。実際、そこで指摘していた他の内容2点については直後に修正がなされている。(1つがウェブサイト上にログインリンクがあるというセキュリティ上の危なかしいかもしれない点、もう一つは広く募っている寄付支援物資から「缶詰」を除外しているのは不自然ではないか、という点だ。この2点は筆者からの連絡直後に修正がなされている(2015年6月記事リンク参照)。


なので、仁藤夢乃氏と稲葉隆久理事(彼のメールアドレスは、ウェブ上で入手可能だったので直接にメールを送っている。なお今はメアドを変更しているが、こちらも筆者は存じ上げている)は一般社団法人法違反という筆者の指摘も7年前にお読みになられたはずだ。ちなみに刑事罰がついているので、「犯罪者ですよ」というキツイ指摘なのだが反応がない。





この点については「コラボとかツイフェミ絶対殺すマン」とでもいうべき暇空茜氏(以下、暇空氏)も都庁経由などで先月からガシガシに指摘を繰り返し行っているにも関わらず、改善がされないーー財務情報がぜんぜん出てこないのを問題視している。



(①警察系団体からお金をもらえてて、②警察が敵視する共産党に応援メッセージを送り、たびたび辺野古ゲートや国葬反対デモや秘密保護法反対デモなど、機動隊の出動する現場によく現れて、③警察と衝突しているはずなのに④まだ2022年度になっても警察系団体から仁藤氏にはお金が流れている。何のパズルだろうか)


注2:フェミニストでも、売買春について肯定的な立場の方もいる(国内での「ツイフェミ」にはやや珍しいが)。リベラリズムに立った個人の自由意志尊重から、また「女性の性的な主体としての解放」という見地からは自己決定権の一種として古いモラルから解放されたセックスについての自由は尊重されるべきものとされ、売買春の合法化という帰結へと至りやすい。この辺りの事情は例えば、やや古い本であるが立花隆の「アメリカ性革命報告」に詳しい。


注3:「警察」でなら仁藤氏のツイートで批判的な内容も一応はヒットすることは断っておく。ただし彼女がとても関心の強い売春関係は、上述した通り、スルー対象である。




(自民党の一部議員や安倍昭恵氏が触れてほしくなさそうな、統一教会のことも仁藤夢乃氏は決してツイートしない。安倍晋三氏を表面的に叩いているのに、統一教会をスルーというのもなかなか器用だ。)


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【江藤貴紀】


 

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