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「一般社団法人Colaboの分析」(44)仁藤夢乃氏主張のバス傷、現地撮影の動画で検証・・・数年前から修理なしのボロボロ箇所 バス修理費150万円詐欺の疑い

2022年11月29日15時35分

「一般社団法人Colaboの分析」(44)仁藤夢乃氏主張のバス傷、現地撮影の動画で検証・・・数年前から修理なしのボロボロ箇所 バス修理費150万円詐欺の疑い



一般社団法人Colabo(以下、コラボ)が令和4年のバスカフェ事業費用として、東京都に150万円を「ラッピング、故障個所修繕」として計上しながら、その車体が極めて古びたままで修理された形跡がまるでないことが、10月30日に当サイトが行ったバス車体の直接確認取材で分かった。


すなわち仁藤夢乃氏が11月29日に行った記者会見では嫌がらせでバスが10月18日に傷つけられていたという被害の主張があった。そしてそれが暇空茜氏の言動によるものである旨を彼らは主張している。


ところが少なくとも10月30日に筆者が現地で取材した限りでは、傷を判別するのは難しかった(仁藤氏が言っている傷が画像にある横棒線なのかもしれないが)。


ただ仮に10月18日に傷がつけられたが、10月30日までに傷が修理されているとすると、極めて不合理な点が出て来る。それは、このバスの外装は極めて老朽化した部分があり、そこがもう長年修理された形跡がないのだ。


具体的にはバスの取手部分の劣化が激しくて、筆者が愛車の持ち主であったら真っ先にここを修理するだろう。だがボロボロなこの箇所がぜんぜん治されていないのだ。




(よく触れられるからか、取手のボロボロになった部分。動画リンクはここをクリック


ここで問題はコラボが2022年度の予算でバスの外装修理費を150万円請求している点である。過去の連載29回(リンクはここ)でも触れた通り、コラボは10月30日に同じく筆者の撮った写真では2014年製のタイヤをバスにつけている。にもかかわらず、コラボはこれまで極めて頻繁に100万円を超える金銭を東京都へタイヤ代などとして請求しているのだ。それに簡単な数字についてもソフトウェア費用がとても高かったりするわけである。


とすると、仁藤夢乃氏やコラボがこれまで計上してきたタイヤ代はタイヤに使われたか怪しく、また(まだ年度の途中といっても)ラッピング修理を10月30日時点で行なっていないということは今年修理する意図があったかも怪しい。

スクリーンショット 2022-11-29 14.24.07

(筆者が情報公開請求で筆者にも開示されたコラボの2022年度事業計画書。ラッピングなどの修理が項目として設けられている


すなわち客観証拠からすると、コラボは東京都にラッピング修理費として、本当の修理の予定がないにもかかわらず150万円を、タイヤ代と同じように請求していた疑いがある。


コラボは150万円を支払わせるため、東京都職員を欺く書類を提出している疑いが濃く、まだ支払っていなくても詐欺未遂罪の疑いがあり、また東京都がこの150万円をすでにコラボに支払っている場合は詐欺罪の既遂になる可能性がある。


仁藤夢乃氏が本日・11月29日の14時50分に会見で喋っているところでは、バスの傷は自分が切り付けられたような痛みを覚えたということだが、その割にとてもボロボロにしていたというのは承服し難い。


切り傷がまだあるかどうかなどについては、筆者も車体の外装についての専門家ではないため断言を控える。だが、YouTubeにバスの左側車体、仁藤夢乃氏が傷をつけられたと主張している側をアップしておいたのでどうかみなさんご覧の上で確認していただきたい(この記事は連載の44回です。あとでタイトルを変更します)。


まとめると①コラボは2022年度冒頭に、150万を東京都へラッピング修理費用として請求している、②同年10月30日時点で少なくともラッピングがまともに修理された痕跡はなかった③バスに傷がついていたのか、筆者には車体を直接見ても判断がつかなかった④仮にバスに傷がついてそれを修理したのに、ラッピングの他の箇所がボロボロなのは極めて不自然だ、ということだ。




(車体右側の方を主に写したムービー。30秒ほど)


【15時20分頃、アップロード前に加筆】コラボ弁護団の太田弁護士は会見の質疑応答でタイヤ代は頻繁に計上していても「予算」であって執行されたと限らない旨を主張してられるが、コラボの業務委託契約書と支払い内容のどこまでを把握しておられるか、疑問である。あと「2014」(2015の言い間違い?)からのストーカーがタイヤについて指摘したとおっしゃってられるが、筆者のことを指すつもりだろうか。


【12月1日追記】コラボ・ピンクバスの支払い先(コラボがあげたリンク参照。黒塗りした箇所をコピーすると支払い先テキストが引き抜ける)と思しきタイヤ会社のホームページを見たら、ブログが現在は消えているが過去にはBMWなどを扱っている加工作業についての記事をあげていた。リップスポイラーという、車高を低く見せるための加工などを行なっているようだ。読者の方からも指摘があったがあまりバスを扱っていそうには見えないものの、Googleマップの口コミではなんでもやってくれるともいって高評価であった。




(12月2日17時10分追加。駐車場全体の様子と足元はこのような調子。歩くとジャリジャリと音が聞こえたものが入っているので、音声も含めて鑑賞を推奨します)


【12月2日午前10時ほど追記】なお動画にも少し映っているが、現地は地面に石粒のジャリがゴロゴロとしている未舗装の駐車場であった。取材した実感として、仮に自分が犯人でバスの車体に効果的な傷をつけたい場合はコラボがいうような「鋭利な刃物」ではなく足元の石を使う気がする。なおコラボ主張の傷つけられた日時は2022年10月12日から18日の間のどこかということである。曜日でいうと木曜から火曜の間なので、バスカフェを行っていない間ーーーこの記事でも取材した駐車場へバスを駐車中に傷がつけられたということに思われる。コラボが11月29日に行った記者会見の書き起こしを作成した方がおられるので、そのリンクを追加する。







なお令和4年度第一四半期実施報告書を見ても車両関連費20万8800円の中に「修繕費用」が計上されているが、これはどこに行ったのだろうか。


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【江藤貴紀】


 

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