(厚生年金検索データベースより)
フェミニストで著名な北原みのり氏(52歳)が代表を務める「有限会社アジュマ」が現在14名の厚生年金被保険・被保険者数を有することが厚生年金検索システムで分かった。厚生年金保険は、正規雇用の労働者数をおおむね表す指標として信頼性が高い。(*注1)つまり北原氏のビジネスはなかなかの規模で、彼女はやりての青年起業家といって差し支えない。
北原みのり氏は11月29日に行われた仁藤夢乃氏・コラボ弁護団の訴訟に関する連絡の取りまとめ役として、井戸正枝氏からツイッターで取り上げられるなどしており、また実際12月2日に出されたコラボへの支援を呼びかける声明文でも、署名者に名を連ねている(*注2)。
すなわち、北原みのり氏のビジネスは14名の厚生年金被加盟者数を数える。これがどの程度の規模か参考にあげると北原みのり氏が「フェミニズムの元祖」と持ち上げているとされる新宿区・大久保の公益財団法人日本キリスト教婦人矯風会が7名の規模で運営しており、仁藤夢乃氏代表の「一般社団法人Colabo」が5名の被保険者数である。
つまり北原みのり氏は、あくまでも労働者数をベースにしての算定だが「フェミニズムの元祖」である矯風会や、コラボの仁藤夢乃氏などを凌駕するやり手だと言える。なお色々な事業を手がけておられるが、その一つがアダルトグッズの通信販売である。すなわちLOVE PEACE CLUBというところなのだが、ここはメディアとのコネクションも強いようで、何しろ公共放送NHKのEテレで紹介してもらって、事実上タダでアダルトグッズのCMをうつというウルトラC(最近、うちのサイトはこの言葉をよく使う気がする)に成功するほどの商売上手だ。
(北原氏経営のオンラインショップ、Webページより。)
厚生年金被保険者数ベースだと、矯風会7名、またあれだけ儲かっているコラボですら5名(まあ5名で残りをボランティアに投げているので儲かっているという見方もあるが)に対して14名というのはフェミニズム系の事業として、大成功している部類に入ると筆者は思う。(この記事は、加筆します。なおまだ単発の予定ですが、好評であればコラボ連載と並行して続ける場合があります)。
(有限会社あじゅまリンクより)
なお賃料の高そうな東京原宿のラフォーレと、大阪の大丸梅田にもショップを展開している。相当に資金力は高いと見られ、また「格式」を気にしそうな老舗百貨店にテナントと入居できるあたり、交渉能力も相当なものである。
ちなみにネットショップで「特定商取引法に基づく表示」を見ると、住所はアジュマと同様なものの「販売業者」が株式会社ウーマで、運営責任者が井口友乃氏となっていた。厚生年金被保険者数は1で、実質的にグループの傘下企業と見られる。
【12月4日】なお北原氏のアジュマは韓国国内の女性運動家と繋がりが強い。例えば仁藤氏とコラボを支える会として12月2日に声明文を出したメンバーの一人、「ポムナル」氏は『道一つ越えたら崖っぷち』著者とあるがこの日本語翻訳版の版元は「アジュマ」で北原みのり氏解説である。
(声明文より)
(版元ドットコムリンクより。『道一つ越えたら崖っぷち』ページ。)
なお仁藤夢乃氏らがバックアップしている団体「灯火」の役割(コラボと別団体としての効果)は、以下のツイートで述べたように法人格をあえて持たないことで、情報公開請求がかかった際に法人についての情報ではなく「個人識別情報」などとして、非開示にできるバリアの効果を狙ったものと見ること可能である。
情報公開制度について、ある程度以上には詳しい人間が考えている気がするがいかがだろうか。
Colabo・仁藤夢乃氏を支える会の声明を見ると、Colabo=灯火の扱いですhttps://t.co/xkfn9uSNWr
前から言われてるけれども、これほぼ同じ団体の別名称ですよね
あるいは法人ではない任意団体ということにして、「個人情報」をタテに、情報公開請求を防げるようにした「影の軍団」。 pic.twitter.com/3xRHo7AZMT
— エコーニュース (@echonewsjp) December 4, 2022
*注1:労働法・社会保障関係法規を守っている法人で一定以上の従業員が多い一般的な事業所であれば、従業員の実働部隊はこれとほぼ一致する(例外的にパートタイマー中心で労働時間をあえて抑えていたりするような場合ーー飲食チェーンなどであり得る形態ーーなどは適法に運営していても従業員の実際数がこれより大幅に多くなることがあるが)。また少なくともこれを下回ることは、違法に雇用保険の被保険者資格を持たせるなどするために悪用でもしない限り、ない。
*注2:なお当サイトのツイッターアカウントは、なぜか前から北原氏にはブロックされており11月19日付で井戸正枝氏のツイートにあった北原みのり氏にコラボの会見取材を行いたい旨を連絡したが返答はなかった(井戸氏のツイートは現在は削除)。
(コラボの被保険者数)
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【江藤貴紀】