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一般社団法人Colaboの分析(18) 2つの「コラボ」・・・NPO法人カタリバによる東北コラボの存在と、仁藤氏コラボの分離・独立

2022年9月14日11時08分
カテゴリ:国内

一般社団法人Colaboの分析(18) 2つの「コラボ」・・・NPO法人カタリバによる東北コラボの存在と、仁藤氏コラボの分離・独立



(NPO法人カタリバのウェブサイト魚拓より。仁藤夢乃氏が東北で2011年に立ち上げた「コラボ」と同名のスクール事業をカタリバは行なっていたという。ちなみに2022年4月、この事業は別の一般社団法人に移管されたという)


一般社団法人Colabo(以下、コラボ)の源流には、謎が多い。そもそもだが大学4年生時の仁藤夢乃氏は過去の記事で見たように、一般的な就職活動など下らないと切って捨てている。どういう風に、何の裏付けや実績があって仁藤氏は大学卒業と同時に、稲葉氏と共にコラボを立ち上げたのか。今回は元の所属NPO、カタリバの立ち上げた「コラボスクール」という極めて名称の似た事業との関係から見てみたい。




(2013年に通信制高校のサテライト校として「コラボ高等女学院」を立ち上げることとなる仁藤夢乃氏が旧アカウント「@yumenyannyan」でやりとりしていたツイート)


仁藤氏はあるていど裕福な(少なくとも貧乏ではない)家庭の出身である。ただいくら富裕でも大抵は学校の卒業間近で進路が未定であれば、焦る。ところが仁藤氏は大学在学中、卒業間際に著書を出版して一般社団法人を立ち上げという「かけ」に出た。その背景として、今回は仁藤夢乃氏が所属していた「NPO法人カタリバ」に焦点を当てる。カタリバを簡便に説明すると、大学生が多く所属している団体。2001年に慶應大学環境情報学部に在学していた今井氏(現在も代表)が任意団体として立ち上げて、その後に2006年、NPO法人化している。




(仁藤氏が尊敬していた阿蘇敏文氏を彷彿とさせる教師像についてのやりとり)


コラボの理事として立ち上げ時から仁藤氏と歩みを共にしていた稲葉隆久氏は、このカタリバの理事をもともとつとめていたことは知られている。つまりは幹部である。今は消された仁藤氏のツイッター過去アカウント投稿からは何点か、仁藤氏とカタリバの接点を見出すことができる。消されたツイートからすると、仁藤氏はカタリバで「プロジェクト・マネージャー」という立場も経験していたようだ。



(コラボの稲葉理事(「@inabacca」と、カタリバ時代の知人とのやりとりが垣間見れるツイート)


はて「colabo1」というのがかつてのコラボの団体アカウントであったことは以前に記した。この立ち上げはウィキペディアでは2011年5月となっている。ストーリーとしては被災地の支援を目的として立ち上がったというーーだが、仁藤氏のツイートを見るとそれよりだいぶ前の2011年1月時点でcolabo1のロゴが作成されている。


つまりコラボが出来たのは、たまたま被災地に集まったボランティアが東北の被災者と共に立ち上がったからではなく、単にカタリバのNPO活動などに参加していた、仁藤氏と知人がもともと進めていたプロジェクトであったのではないか。まさか3月11日に日本で大震災が起きることを仁藤氏らが予知していたわけでもあるまい。つまりーー被災地支援というのはいわば「後付け」だ。


スクリーンショット 2022-09-14 10.39.16

(仁藤氏による撮影が1月、アップロードが7月なので本来は別の趣旨でのロゴだった可能性は排除されない。だが彼女の書き込みを信じるならば、2011年時点に出来ていたロゴはコラボのロゴである)




(一般社団法人コラボが任意団体として、公称の立ち上げをする時点の2011年5月の稲葉氏(法人化後は理事)とのツイート)


そして「コラボ」については仁藤氏が代表として任意団体(任意団体についてはどういう名称であろうとも言ったもの勝ちである。「日本会議」が割と脚光を浴びているが「世界大統領」を子供でも名乗ることができるのと同じ)を立ち上げたという時期(2011年5月)の前後に仁藤氏と稲葉氏の出身母体カタリバでも「コラボ・スクール」を立ち上げている。




(2011年5月(コラボを立ち上げたとされている時期)の仁藤夢乃氏の投稿。カタリバの仲間と楽しそうに過ごしていたことがわかる)


なお仁藤夢乃氏は東北の被災地で、学齢期の子ども向け勉強のサポートもしていたことは当人の削除したSNS投稿から見てとれる。例えば以下の資料を見ると「勉強なう!」として小学生か中学生くらいの子供の写真を仁藤氏は4月5日にアップしている。



稲葉氏と仁藤氏のカタリバとの関係、これは円満退社という見方もできる。あるいは人によっては「上部組織」と「下部組織」や本部と支部のような捉え方をするかもしれない。ただ、今のコラボが東北での過去について相当に削除している、あるいはその大部分を表には出していないは事実である。





Colaboホームページ魚拓より。震災後に立ち上げで、どうやって2011年の1月にロゴを作ったのだろう。それとも震災というのは関東大震災か何かのことだろうか)


カタリバのコラボと仁藤氏のコラボ、似た名前で団体が立ち上がること自体は直ちに悪いことではない。ただその経緯からして、コラボはカタリバの「枝分かれ」か悪く言えば「分派」である。とすれば第11回でみたように仁藤氏らが新人ボランティアに過酷なロールプレイを課して、反抗的な人材の新入を防いでいた理由もあるていど、説明できる。自分達がかつてやったように、謀反さながらに独立団体を立ち上げて、本家より目立つような連中には来て欲しくないからだ。


【9月15日更新】2010年10月15日付で英治出版(仁藤夢乃氏が著書、「難民高校生」を出版した会社である)から出ている「「カタリバという授業」によれば、稲葉隆久氏は熊本高校から一般入試で早稲田大学商学部に進学して、同大学では野球部に所属。ただ3年のときに野球部を退部してフィリピンへ旅行などして自らを見つめ直す。そして高校時代の同級生であった今村亮氏(カタリバ黎明期からのメンバー)の誘いによりカタリバへ参加したという。




(一方2011年7月8月時点の「つなプロ」という団体のサイトによれば稲葉氏の肩書きは「つなプロ・東北エリアマネージャー」で、「NPOのIppa代表」となっている。IppaというNPOが法人化していたのかなどは不明。またカタリバ理事は2010年7月で退任とある。。また今のコラボ公式見解ではこの時点で(仁藤氏立ち上げの)コラボが出来ているはずだが、コラボのメンバーである旨の記載はない。


さらに「つなプロ」の記事によると稲葉氏は大学を2010年か2011年の11月に大学を卒業したとある。


なお同書によると、カタリバの初期にはリクルート社からの後押しがあった、という。コラボの母体であったカタリバの育ての親がリクルート社であったとすると、確かに人材採用へのこだわりやPR上手な部分など、営業会社リクルートの系譜に連なる部分はコラボにも残っているかもしれない。


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【江藤貴紀】


 

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