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高市早苗総務大臣 政治資金で20万7900円ぶんの靴下を購入・政治資金規正法が禁止する選挙区での香典も支出

2015年12月4日21時36分

高市早苗総務大臣 政治資金で20万7900円ぶんの靴下を購入・政治資金規正法が禁止する選挙区での香典も支出



高市早苗総務大臣(戸籍名・山本早苗氏)が代表をつとめる自由民主党奈良県第二選挙区支部が、平成25年に「土産代」として20万7900円分の買い物を、地元選挙区の靴下・ソックス専門店(店名・岡伸)からしていたことが奈良県選挙管理委員会の公表している政治資金収支報告書(リンク先参照)から分かった。


また高市早苗氏は比例重複で平成24年と26年の衆議院議員選挙に比例区候補としても重複立候補しているところ、その比例近畿ブロックにふくまれる奈良市下山町の男性あてに、平成25年10月6日付けで、公職選挙法の禁じている「香典」を2万円提供していたことも判明している。


この香典をめぐっては、やはり閣僚の高木復興大臣が選挙区内で支出したことに関して、12月6日に菅官房長官が(それをふくむ)政治資金疑惑に付いて十分な説明が出来ないなら辞任すべきという旨の発言をしたことが産経新聞でとりあげられている(12月6日追記)。


仮に靴下一足2000円としても、100人分に相当するのでどうやって消費したのか不明である。また20万7900円分の靴下を、もし仮に本当は買っていなかったり、ただ地元選挙区の靴下屋にお金をあげただけだったりすると、政治資金規正法の禁じる政治資金収支報告書の虚偽記載罪となり、また地元で有権者に配っていたならば地元有権者への寄付となって違法である。



(政治資金規正法と寄付の禁止に関する、総務省の行政解釈。総務省HPより)


なお「土産」とあるので高市早苗議員や選挙事務所のスタッフが真面目に足を棒にして走り回るために使ったわけではなさそうである。


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【江藤貴紀】


 

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