昨年11月24日にエコーニュース記事で報道後のどこかで、金融庁が、西村博之氏と高田総合政策課長を対談させた金融リテラシーの向上についての動画を、YouTube上で非公開にしていたことがわかった。
(金融庁ホームページからのリンク。動画の前編も後編も非公開となっている)
なお現在金融庁ホームページにあるyoutubeチャンネルでは西村博之氏との対談動画が非公開になっている。やはりあまり好ましくない動画という認識に至ったのだろうか。この辺りのバランス感覚は、さすがに中央官庁だけあってまともなものがある。
\金融庁ちょっと教えてシリーズを更新/
ひろゆき氏と高田総合政策課長が金融リテラシーや資産形成について対談を行いました。ぜひご覧ください。#つみたてnisa #nisa #資産形成 #金融リテラシー https://t.co/8kR9fpqLMQ
— 金融庁 (@fsa_JAPAN) August 24, 2022
ちなみに高田課長はキャリアの中でも明らかに出世コースなので、余計なことで「泥」をつけないよう早めに対処した可能性がある。なお、この意思決定に至った経緯を情報公開請求するのは「意地悪」だろうか。当サイトが、西村氏の出演経緯について突っ込んだ記事などと関係があるのかどうかは不明である。なお当サイトこの動画起用について、さらに情報公開請求をかけてその結果が現在、到着している。なのでその続編も近日にアップロードする。
ただいずれにせよ、批判報道後に動画が閲覧停止になっていると、ある種の「キャンセルカルチャー」のようで気持ちがすっきりしない面はある。筆者としては①西村氏を金融庁が動画に起用していたことはそもそも不適切だったと思うが②反面で、西村博之氏が金融庁動画に出演した際には、政府機関の宣伝に出演するという自身についてのブランディングも当然に意識しておられたと思われる。
そのため、動画を閲覧停止するならば相応の理由がやはりないと、これは金融庁から西村氏に対して「仁義を欠く」振る舞いになる気はする。この動画に関する契約内容の詳細、金額などについては次回記事で扱う。
【音無ほむら】
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【江藤貴紀】