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諜報機関向けスパイウェア企業 ハッキングチーム社、ウィンドウズPhoneのアプリを販売

2015年7月15日20時55分
カテゴリ:外信

諜報機関向けスパイウェア企業 ハッキングチーム社、ウィンドウズPhoneのアプリを販売

「SMARTテレビ」や「LINE」も有効なターゲットと認識





また2014年付けの別のファイルによると同社はスマートテレビも非常にビジネス上有効なターゲットになると明示している。すなわち、OSを搭載する上にインターネットに接続され、またキーボードなども保有すればパソコンに非常に似たデバイスとなるからである(このスマートテレビのハッキングという発想自体は別に目新しいものではない)。


なおアプリケーションソフトLINEについても、2012年11月の時点で有望な標的で、可能な限り早く(support)つまりハッキングできるようにする必要があると述べているが(1)その後に通信を解読できたのかや(2)あるいは、端末自体を乗っ取ることで十分であると判断してハッキング対象から外したのかなどは、さだかではない。


追記:ハッキング社はギリシャ政府にも昨年セールスをかけているが「財政難」を理由に2014年11月19日に断わられている。


*ただしアメリカFBIは同社製のツールを購入しており、他にもナイジェリア、ポーランド、タイ、その他34カ国が同社のクライアントになっている。


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