エコーニュースRは完全独自報道のオリジナル・ニュースサイト。
２０１５年４月まで続いた「旧エコーニュース」へのリンクはこちら

NPOなどへの寄付（ファンドレイジング）を募るサイト、ジャパンギビングへ以下の内容を出してあります。（一部、伏せ字）



ジャパンギビング担当者様

お世話になります。

エコーニュースR編集長の江藤と申します。

下記の案件を出しておられる、一般社団法人Colaboですが、住所が完全に不明です。

『虐待などを背景に家に帰れない少女が夜間駆け込める「一時シェルター」を開設・運営したい！

http://japangiving.jp/p/2148　』

すなわち、登記簿上の住所東京都渋谷区宇田川町6-15フジハウス201号室（登記簿は http://echo-news.red/wp-content/uploads/2015/06/8f2643c73a395db489af2cd6c2bf4f76.png 参照 )を調査したところ、この住所は別会社のXXXXXXXXXXという企業が使用中であり、（　XXXXXXX　）　なおかつXXXXXXXXXXXX社においては一般社団法人Colaboとの関係はない、とのことでした。

またColaboのウェブサイト( http://www.colabo-official.net )にも住所の記載が無いため、同法人の拠点と活動実態が確認できない状態にあります。

つきましては、

（１）御社ウェブサイトの掲載情報において、あらためて現在のColaboの実際の事務所を表示されるか、（２） Colaboウェブサイトと登記簿において、実際の事務所を表示されるよう、促されるおつもりはおありでしょうか？（３）仮にcolaboの住所が寄付者に不明のままでも、集まった寄付金をColaboへ払うご予定でしょうか？

現在、この案件では９７万円の寄付が集まっているところ、その宛先住所すら不明というのは、はなはだ不健全な状態であると考えます。お忙しいところ恐縮ですが、６月１９日の午後５時までにメールでご返答いただければ幸いです。

６月１９日AM１：３０ほど追記

以下の返信をいただいたので、再質問してあります。

“　お世話になっております。

ジャパンギビングのXXXXXXXXXでございます。

お問い合わせいただき誠にありがとうございます。

一般社団法人 Colaboさんについて頂いたご質問を回答させていただきます。

こちらの団体は活動の性質上、被害者と団体スタッフの保護のために住所を隠していることが通常です。

ジャパンギビングとしては、団体が実在していることはわかっているので、住所が非公開で問題ありません。

集まっている支援金に関してもジャパンギビングの規定に沿ってお渡しさせていただきます。

何卒宜しくお願い致します。”

以下、再質問

“XXXXXXXXXX様

お世話になっております。

この度はお忙しい中、ご返信ありがとうございました。

>>団体は活動の性質上、被害者と団体スタッフの保護のために住所を隠していることが通常です。

この点は納得がいくのですが、もしそうだとすると、実際の事務所と違う場所で法人格を取らずに、任意団体として行うべき事業または、主たる事務所の他に別の事務所をシェルターとして借りて行うべき事業と思料します。

加えて、同法人は相談事業用としてブランド品の「iPhone、iPad、iPod」を指定したり（なぜ、アンドロイドの携帯では無くてiPodが相談事業に有効なのか私には分かりかねますが）、困窮した少女のためとして石鹸でもブランド品のSABON、LUSHを募っている一方で、なぜか一般の固形石鹸を断っていたり、また法が定める決算公告を行っていないなどの疑問点・問題点があります。

（ http://echo-news.red/Japan/jk-shelter-benefits-from-jk-or-jk-benefits-from-the-shelter )

そして、長期的に見まして、住所不定の法人が募金を募り続ける行為は、①NPOその他の団体の活動に対する信用②ファンドレイジングに対する信用を損なうのに加えて、③仮に万が一ですが、寄付金詐欺のような事態が生じた際に、被害者の救済が困難になるという問題点があります。

この３点を考慮した上でも、Colaboの９７万円を集めている案件は維持し続けるべきとお考えでしょうか。

お忙しいところ恐縮ですが、６月１９日の午後８時までにお返事いただければ幸いです。

江藤貴紀　”