———どうやればそれを解決することが出来ると思いますか?
だからです、選挙公報の蓄積をデータベースとしてこれから公開し続けることで有権者が政治家をチェックできる仕組みが必要だと思うんです。なので、選挙公報.comで私が目指しているのは公約のデータベースです。それで、公約を出せる人間を議会で増やす、有権者も前回までの公約をやってるいかをチェックできるようにするんです。
(2015年統一地方選挙、東京都港区議会議員選の選挙公報。おそらく全国の自治体で唯一カラーの写真を出している選挙公報ではないかと九曜氏は言う)
実際、ある程度の実績は上げられたと思っています。今年の5月にねある衆議院議員の方が、うちのサイト名は出していないけれど総務省に質問主意書を出して、総務省がこれまでと違う見解を出したんです。選挙公報を全国の選挙管理委員会は、自治体のウェブに載せることは差し支えないというようになって、その旨を各自治体の選管に通知もした。なので有権者としては「総務省がやってもいいと言ってるのに、何でやらないんだ」と言えるわけです。これは前進だと思っています。
【江藤貴紀】
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