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自民党、品川・目黒選出の地方議員が3年で合計で1億1092万1533円を迂回寄付 節税枠を得てすぐに自分で使える処理

2015年6月28日19時31分

自民党、品川・目黒選出の地方議員が3年で合計で1億1092万1533円を迂回寄付 節税枠を得てすぐに自分で使える処理



自民党の品川区と目黒区選出、地方議員らが、2011年から2014年にかけて自らが代表を務める自由民主党支部に自分で寄付をして、所得税と住民税を最大で3割控除できる処置をとっていることが分かった。これは、租税特別措置法41条の⑱が定める『政治活動に関する寄附をした場合の寄附金控除の特例』により可能となる処理だが、地方議員が代表の政党支部は、5万円未満の支出については明細を記す必要がないため、自分で寄付をしたら使い道が分からないだけで税金控除が可能という、実質上ブラックボックスとなる問題がある。


なお、一部の議員は自民党支部に寄付したあとに、その支部から自分へ寄付を行うという税金を払わないため以外の目的であればムダな処置をとって百万単位で自分で自分にキックバックしていた。


まず、須藤安通(すどうやすみち)議員は平成23年に203万円を、自己の代表を務める自由民主党東京都品川区第八支部(以下、支部名のみ)に寄付。


そして松澤利行品川区議会議員が、自己が代表の第九支部に、平成25年に65万円、平成24年に60万円で計125万円を寄付する処理。


伊藤昌宏区議は、やはり自分が代表の同第十四支部を使って平成25年に81万130円、24年に46万9200円で合計128万500円を献金。


また本多健信(ほんだたけのぶ)区議は第十五支部の代表だが、この自民支部へ平成25年に96万円、平成24年に72万円、23年に73万4021円で、合計して251万4021円を寄付。


自由民主党東京都品川区第十六支部では、代表の鈴木真澄区議が平成25年に60万円、24年にも60万円

を献金。さらに平成23年は113万7439円を寄付した後、自分に陣中見舞いとして200万を戻しているので、自民支部から自分へのこの寄付を、自分個人の節税対象枠を増やしながら回収している格好だ。



(自分に陣中見舞いというのはどういう心境か、筆者にはよく分からないが、とりあえず3年間の寄付金の総額としては233万7439万が節税対象となる)


第十七支部では、会社役員と兼業の石田秀男品川区議が、平成25年に毎月コンスタントに20万円ずつを寄付して240万円、24年にも同様に240万円、23年も同じパターンで240万円と、3年間で合計720万円を安定して寄付枠に回している。

区議というのは、ひょっとして一種の「会社」の役員なのだろうか


田中豪東京都議会議員が代表の第十八支部では、平成25年に田中議員が200万を寄付してその年に400万を受け取り直すという処理で、節税可能な枠を増やす処理をしている。





(ぐるぐると資金が循環している様子)なお、田中豪議員は24年にも200万円を寄付していて、ひたすら節税枠が増える一方となっている。そして23年の250万円と合わせると寄付額の合計は650万円である。


第二十支部では、大澤真一(おおさわしんいち)区議が代表自ら平成25年に115万円、24年には101万8500円、23年には128万7809円で、計345万6309を献金している。


続いていくと、第二十一支部の山内晃区議は平成25年に20万円、24年に80万円、23年に120万円で合計220万円を寄付。


渡辺裕一品川区議が代表の第二十二支部では、代表の渡辺議員が平成25年に120万円、24年にも120万円で自分での献金額は合わせて240万円。


さらに沢田洋和品川区議会議員が代表の第二十四支部では平成25年に60万円、24年にも60万円23年には120万円で総額240万円を自分の寄付として拠出していた。


長くなって恐縮だが、吉田征四郎(よしだせいしろう)区議は、平成23年に67万720円を寄付。


これで、まず品川区での自分が代表を務める自民党支部への自民党地方議員の個人寄付額は合計で3413万8989円になった。が、まだ終わりではなくて、今度は目黒があるので続けていく。


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