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福島原発事故時のアメリカ軍、立入禁止区域を風下160〜185キロにも設定 米国情報公開法で判明

2015年7月10日06時31分
カテゴリ:外信
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福島原発事故時のアメリカ軍、立入禁止区域を風下160〜185キロにも設定 米国情報公開法で判明





(FOUO とあるのは For Official Use Only の略で政府部内専用という意味)


福島第1原発事故後にアメリカ軍が設定した避難区域が、風下160キロメートル若しくは185キロメートルも含んでいたことが米国国防総省に対する情報公開請求の結果わかった。


(おそらく2011年の)5月11日付けのこの文書によると、アメリカ軍が設定した立ち入り禁止区域は2つの要素から構成され、①同心円状に50海里と②風下に22.5度の角度で100海里からなる。

(NMというのはnautical mileの略で、海里を意味し、国際的な一海里は1852キロメートルである)


しかしながら、アメリカ原子力規制委員会の設定していた同心円状の立入禁止エリアは福島第一から半径50マイル(80キロメーター)であった。すると、(1)アメリカ軍は同心円状の立入禁止エリアにおいてもNRCよりも長い尺を取っていたのか(2)それとも、事故から2ヶ月後に書かれたばかりの、この文書に混乱が含まれていて海里とマイルを混同した書き方になっていたのかは、分からない。


従って、これまで知られてきたアメリカ原子力規制委員会(NRC)の同心円状の半径80キロとことなり、米軍では風下にも立ち入り禁止区域を設定していたことは確かである。


【江藤貴紀】


 

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