近藤俊介氏など、原子力委員会の委員を努めた人間とアメリカエネルギー省(DOE)の「1990年以降のコミュニケーション全て」について情報公開請求をかけていたところ、アメリカ時間の7月15日(ちょうどこれを書いている8時間ほど前)にファイナル・レスポンスが届きました。
読んだけれど、成果は乏しかったです。分かったことと言えば①田中俊一現原子力委員会委員長や斑目春樹氏などは、全くエネルギー省と交流がなかった②福島事故当時の近藤俊一・原子力委員会委員長は積極的にアメリカ側と連絡を取っていたが、大して変わったことは話していないというぐらいでした(なお、日本で公開された近藤俊介氏作成とされる最悪シナリオとされているものも、開示文書を見る限りではエネルギー省と共有されなかったようです。ただしアメリカ原子力規制委員会は、より悲惨な内容の最悪シナリオをドラフトしています。)。