自由民主党鹿児島県参議院選挙区第五十一支部の支出に係る照会状
尾辻秀久事務所、担当者様 御世話になります。
エコーニュースR編集長の江藤と申します。
尾辻議員が代表をつとめておられる、自由民主党鹿児島県参議院選挙区第五十一支部の、平成24年の政治資金収支報告書について質問がございます。
同年の政治資金収支報告書には支出の欄で「大会・会合費」として399万6853円の支出があり、特に2月1日には135万5992円が鹿児島県鹿児島市の城山観光ホテルに支払われています。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/131129/0034380057.pdf
ところが、政治資金収支報告書を読む限り、以上の大会・会合費に対応する収入がありません。
ここで質問なのですが、①以上の399万円超に渡る大会・会合費で飲食の提供はありましたでしょうか②また、参加者はもれなく、鹿児島県の有権者以外でしたでしょうか?
仮定の話ですが、①これらの会合の参加者に、もし1人でも尾辻議員の選挙区内の有権者がおり、なおかつ②大会・会合で飲食の提供がなされていた場合、公職選挙法に抵触するおそれがございます。
大変お忙しいところ恐縮ですが、下記のメールアドレスまたは090の携帯電話番号まで、9月4日の午後5時までにご返答いただければ幸いです。」
これについて、お忙しいにもかかわらず9月4日に以下のお返事を頂いた(9月4日補足)。
「まず、城山観光ホテルの分については、政治資金収支報告書記載の「個人の負担する党費・会費」で計上されている②また残りの会合は、当時参議院議員副議長をしていたこともあり、東京都内での集まりで利用する必要があった。これらには、有権者は参加していない。」
尾辻議員事務所のご説明通りに政治資金収支報告書をみると、城山観光ホテルへの支払とほぼ同額の(僅かに低いものの)132万7167円が「個人の負担する党費・会費」で入って来ているので、誤差や取りっぱぐれとかのレベルである。したがって、特に問題はない「クロかシロか」でいえば完全にシロである。
こういうしっかりされた事務所は、僭越ながら、お話をうかがっていても「さすがだな」となる。