Menu
2015年5月以前の記事はこちら
2015年4月以前の記事はこちら

柴山昌彦 元・文部科学大臣 懐中電灯代3万円、新聞販売店からの検温機購入に5万円など奇妙な項目多数 政治資金収支報告書で判明

2023年10月12日08時02分
カテゴリ:国内

柴山昌彦 元・文部科学大臣 懐中電灯代3万円、新聞販売店からの検温機購入に5万円など奇妙な項目多数 政治資金収支報告書で判明

柴山昌彦・元文部科学大臣(共同養育議連会長)の令和3年分政治資金収支報告書に、意味のよくわからない支出や不相応に大きい支出項目、また参加者数で割ると売り上げが小数になってしまう政治資金パーティ券など、謎な報告が大量にあることがわかった。




まず、令和3年12月21日に開いた政治資金パーティの収入を見てみると1953万円で976名が参加とある。これは参加者数で売り上げをわると2万10.2459016円となってしまう。

おそらく2万円が政治資金パーティの相場の値段だが、一体どうしてこの収入額なのだろうか。




また「検温機代」を2021年の10月に讀賣新聞所沢センターから50364円に出している。どうして新聞販売店からの購入なのだろうか、あとまた新型コロナ対策で買ったにしては支出の時期が遅いようにも思う。




その他の謎な支出としては懐中電灯代33050円がある。今の時代、国会議員が懐中電灯(しかも高価なもの)を必要とする状況が想像しにくい。




ただ、以上のような変わった収支報告の割に監査費用は極めて多額を計上している。すなわち同人が代表の政治団体、昌政会では毎月47900円、柴山昌彦後援会からも毎月19958円が監査代として支払われている。加えて、代表の自民支部でも監査報酬6万2868円を毎月、払っており、月毎の監査報酬額は13万円以上となる。


全体的に変わった報告内容が多いため、現在柴山氏の事務所に詳細を問い合わせ中である。


なお懐中電灯代の支払い先、合同会社KARAFULはウェブサイトを見る限り、経営コンサルティング系の会社のようだ。プレゼンテーションや夜間の街頭演説を効果的にするための照明装置を買った、ならギリギリ理解できるがこれを「懐中電灯」と呼ぶのかは不明である。


【2023年11月6日追記】政治資金パーティの領収書に混ざって、さらりと「小手指南口商工会」の会費12000円の領収書が入っていた。足立康史議員など、地元商店街に会費を支払っている例はまま見られるが、政治団体は商売をやっているわけではなく、あまり好ましい支出とは思い難い。また入間航友会というのは航空自衛隊入間基地への支援団体だそうである。



加えて、令和3年の自民党支部からは「紙幣計数機代」という支出が見られた。領収書も確かに紙幣計数機となっている。



【江藤貴紀】


 

人気記事ランキング
 

ページトップへ戻る